会員エッセイ


「私となみの会」

 

私が初めてなみの会に入会したのは1994年の夏でした。しかしその1年後に主人が東京に転勤になり、東京で2年ほど海外会員を続けていましたが、その後一度退会しました。2006年の春、二度目の渡英をきっかけに再入会しました。

 

なみの会にまた入ろうと思ったきっかけをちょっと書いてみたいと思います。東京でイギリス人の主人と知り合い結婚し、長男が1歳半のときに渡英しましたが、初めてのイギリス生活は不安なことばかりでした。海外生活は初めてではありませんでしたが、イギリス人のとっつきにくさ、そして天候の悪さ(秋、冬の空のどんより雲と雨の多さ)は私の心にすきま風をぴゅーぴゅーと送り込み、「明るさだけが取柄」と言われていた私もさすがに落ち込みました。

 

そんなとき、英国ニュースダイジェストに載っていた「なみの会」の広告を見てすぐに入会しました。異国で暮らし始めると、環境の変化で孤独に陥ったり、言葉の問題からストレスをためることもあるのですが、なみの会に入ってからこれらのストレスがずいぶんと軽減されました。会のイベントを通じてたくさんの方と知り合えたことは自分の生活にとって大きな変化でした。

 

初めてなみの会で役員のお仕事をした際、会員の方々に「いつもありがとう。がんばってね。」という温かい言葉をかけていただき、(なみの会に入ってよかった)と思いました。二度目に渡英したときにも「またなみの会に入りたい!」と思った次第です。これからもなみの会を通じてイギリス生活を充実させていけたらと思っています。

 

                                                      以上